秋田県の2011年太陽光発電システム補助金は1kW当たり3万円、上限12万円

秋田県の太陽光発電システム補助金

2011年05月20日(金)

秋田県の太陽光発電設置補助金の話題だ。秋田魁新報サイトの5月11日記事「太陽光パネル補助、共同住宅も対象に 高効率給湯器の交換推進」から。

(秋田)県は、個人の住宅が太陽光発電パネルを設置する際に交付している補助金の対象を、共同住宅にも拡大する。また高効率給湯器を導入する家庭に対しては、県独自の「省エネポイント」を付与する制度を継続する。これらの取り組みにより、温室効果ガスの排出削減に一層力を入れる狙いだ。

太陽光パネルへの補助は3年目。本年度、個人住宅には発電機の出力に応じ最大12万円、共同住宅は最大30万円を交付する。秋田市、横手市など10市町村にも独自の補助制度があり、設置者は県分と併せて補助が受けられる。申請期限は12月28日。

ヒートポンプ技術を利用する「エコキュート」、ガス給湯器「エコジョーズ」、石油給湯器「エコフィール」などの高効率給湯器に買い替える世帯には、前年度に続き「あきた省エネポイント」を付与する。新築住宅に設置する場合は対象とならない。申請期限は来年2月29日。(C)秋田魁新報

秋田県の県レベルの太陽光発電設置補助金は、このブログの2009年11月記事秋田の太陽光発電システム補助金によれば、1キロワット当たり6万円、上限24万円だった。それから2年度後の今年度の補助金額は、県のホームページ中の「平成23年度秋田県住宅用太陽光発電システム普及補助金について」によれば、1キロワットあたり3万円、上限12万円だ。補助金は半分に減ってしまったことになる。

ただ引用記事のとおり、今年度は個人住宅のみならず、共同住宅も太陽光発電設置の補助対象となる。その場合は、上限は30万円だ。補助を受けられる基準は、1キロワット当たりの設置単価が60万円以下だ。

もっと詳細な情報の太陽光発電システム普及補助金交付要領によれば、次の工事費用は設置価格から控除される。これらを差し引いた1キロワット当たりの設置単価が60万円以下なら補助の対象となる、ということだ。

項目 控除できる上限額
安全対策工事費 1kWあたり3万円(税抜)
陸屋根防水基礎工事 1kWあたり5万円(税抜)
積雪対策工事 1kWあたり3万円(税抜)
積雪架台嵩上げ工事 1kWあたり2万5千円(税抜)
風荷重対策工事 1kWあたり2万5千円(税抜)
塩害対策工事 1kWあたり1万円(税抜)
幹線増強工事 1件あたり10万円(税抜)

なお秋田県のホームページからリンクされている、雪国らしいページ「屋根設置の太陽エネルギー利用パネルからの落雪に注意」を見つけた。これは国民生活センターのホームページだ。太陽光発電パネルからの落雪で全国で被害が報告されている、とのこと。重大な事故につながる可能性があるという、注意を喚起する内容だ。そして、太陽光パネル表面はガラスですべりやすく割れやすいので雪下ろし時にも注意が必要であることも書かれている。

しかしこれは、ユーザが雪下ろしに注意する、ということでは根本解決にはならない。雪国に最適な太陽光発電パネル、または融雪装置を太陽光発電メーカーは開発すべき、と考える。このブログの2009年12月19日記事「雪国対応の太陽光発電パネル」で書いたとおり、太陽光パネルの上に透明な波板を載せるだけで十分な発電量を確保できているのだ。この方法は雪が自然に滑る落ちるため、太陽光による有効な発電が確保されている。雪下ろしの危険な作業も不要だ。メーカーは本腰を入れて雪国仕様の太陽光発電パネルを開発すべきだ。


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