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2010年1月

中国山東省の太陽光発電所

中国の人民日報日本語サイトの1月11日記事「山東省で第1号の太陽光発電所が運転開始」から。

山東潤峰電力有限公司が投資した1メガワット級太陽光発電所で9日午前、運転が始まった。これは山東省で第1号のグリッド接続発電による太陽光発電所で、発電量は年間約130万キロワット時になる。新華社のウェブサイト「新華網」が10日伝えた。

山東潤峰電力有限公司によると、今回運転が始まった1メガワット級の太陽光発電所は山東省済寧市微山県の経済技術開発区に位置し、25年間の安定した稼動で1.19万トンの標準石炭を節約できる。

山東省の郭兆信副省長の紹介によると、山東省は2011年末には太陽熱発電ユニットを20メガワットにまで拡大する計画で、今回の太陽光発電所が第1号のグリッド接続発電となり、山東省の新エネルギー産業の発展促進のモデルとして積極的なけん引作用を果たすと期待されている。(C)人民網日本語版

中国もグリッド送電網が存在しているようで、それに接続する最初の太陽光発電所の話題だ。この太陽光発電所は山東省にあり、記事では1メガワット級とある。年間発電量は130万キロワットとのことなので、最大出力は推定で1300キロワット、つまり1.3メガワット程度となる。

この太陽光発電所の25年間の稼動で、「1.19万トンの標準石炭を節約できる」という表現が中国らしい。日本や欧米なら二酸化炭素の排出重量で表現するところだ。中国のエネルギーが通常は石炭に依存していることがここからも良くわかる。

なおこの太陽光発電所は来年末には出力20メガワットと、約20倍に増設するとのことだ。

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群馬県太田市の太陽光発電

群馬県太田市といえば、屋根に設置された太陽光パネルの町並みの画像を何回かネット上で見た記憶がある。今日はその太田市の話題だ。毎日新聞サイト群馬県版1月12日記事「群馬のエコパワー:/7 住宅用太陽光発電」から一部を引用する。

太田市城西町の新興住宅地。約550戸が住宅用太陽光発電を導入し、出力計2200キロワットと、集中型の太陽光発電としては世界最大規模の「ソーラータウン」が形成されている。

独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)が02~08年、民間の電力会社に委託し、太田市の協力を得て行った「集中連系型太陽光発電システム実証研究」の舞台だ。住宅地で集中的に太陽光発電を行い大規模な電力を供給した場合、地域の電力状況にどのような問題が生じるかなどを分析するのが目的だった。

NEDOなどによると、太陽光発電で余った電力を各戸が電力会社へ送る際に、送電の総電力が限界値を超えると、ショートなどのトラブルが発生し、システム効率が低下する。実証研究ではこの問題を解決しようと、住宅ごとにバッテリーを設置し余剰電力を蓄えたり、電力を集中制御する「出力抑制回避装置」を開発・試験運用した。「研究では目立ったトラブルもなく、住宅地での集中発電の実用化にめどが立ったといえる」とNEDO。実験終了後も、各戸は太陽光発電を続け、実用化している。
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群馬は04年に年間日照時間2290時間で国内第2位になったこともある、太陽光発電には適した土地柄だ。ただ、県などによると、他の発電方法に比べ設置費用が発電電力量当たり2~3倍と割高なことがネックとなっており、住宅地以外で大規模なのは、高崎市総合卸売市場に設置された出力100キロワットの設備だけ。
...(C)毎日新聞

太田市の新興住宅地の約550戸に太陽光発電システムが設置され、その出力は合計2200キロワット、つまり2.2メガワット。これはもうメガソーラーだ。世界でも有数のソーラータウンといえる。これは「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)が電力会社と太田市の協力を得て行った実験だ。実験内容は、要するにスマートグリッドだ。

送電網には送電の限界値がありそれを超えるとトラブルが発生する。そこでこの実験では、電力を集中制御する「出力抑制回避装置」を開発・試験運用した。また各戸には蓄電池も設置し余剰電力を蓄え、必要時に放電するしくみもあるようだ。

この実験は成功裏に終了し、現在も太陽光発電システムは稼動している、とのことだ。

太田市がNEDOの実験の舞台になったのは、群馬県が2004年に年間日照時間が国内第二位になったという実績があったこともある。ただ現状は太陽光発電の設置は進んでいないようで、住宅以外で大規模な太陽光発電は高崎市総合卸売市場に設置された出力100キロワットのシステムだけ、だそうだ。その群馬県において、太田市のある新興住宅地の太陽光発電の合計出力2.2メガワットは大変な規模と言える。

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佐賀大学キャンパスにLED街灯

今日は佐賀県の話題。毎日新聞サイト1月11日記事「佐賀大:LED街灯導入へ キャンパスすべて、今年度から /佐賀」から。

佐賀大学(佛淵孝夫学長)は、佐賀市本庄町の本庄キャンパスのすべての街灯を省電力の発光ダイオード(LED)に切り替えることを決めた。今年度内から順次交換し、電力は新たに設置する太陽光発電で賄うという。

佐賀大は08年、国立大学法人として初めて全学的に環境規格「エコアクション21」を取得した。以来、環境に配慮した大学運営や教育に取り組んでいる。

LED街灯の導入もその一環。キャンパスに約150基ある水銀灯の街灯をすべてLEDに切り替えるほか、暗い場所などには増設もする。LEDの電力を賄う太陽光発電は、文化教育学部棟の屋上に出力10キロワットのソーラーパネルを備え付ける。

同大施設課の試算によると、街灯を現状の5割増とした場合でも、LEDを使うことで年間電力消費量は現行の約15%にまで抑えられるという。
...(C)毎日新聞

佐賀大学はキャンパスにあるすべての街灯(水銀灯)をLEDに切り替え、また増設する。そして太陽光発電システムも設置。太陽光発電システムの出力は10キロワットと、極めて小規模ではある。

という、今となってはたいして話題性の無いニュースだ。

このニュースは他で報じられているか調べてみた。佐賀新聞サイト、佐賀大学サイトで検索してみたが検索できなかった。やはり、ニュース性はもうあまりない内容なのだろう。

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岡山県の企業の太陽光発電システム設置

朝日新聞サイト岡山版1月13日記事「太陽光発電導入相次ぐ」から。

太陽光発電設備を導入する企業が(岡山)県内で相次いでいる。初期コスト回収には時間がかかるものの、環境問題に取り組む企業の姿勢を内外に示す狙いもあるとみられる。県も事業者が発電設備を導入する費用を補助する制度をつくり、普及を後押ししている。

山田養蜂場(鏡野町)は、昨年末、資材の保管などに使っている第2工場の屋上に、幅99センチ、長さ1・5メートルのパネルを450枚増設した。同社では2000年から本社や工場で発電システムの設置を進めており、今回の増設で社全体での発電量は中・四国の民間企業では有数の規模という791キロワットに達した。本社と第1工場の照明に使う電力がすべて太陽光発電でカバーできるといい、今回の増設で年間200万円のコスト削減を見込む。

設置費用は6457万円で、3分の1は新エネルギー導入促進のための国の補助金をあてる。
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ベネッセコーポレーション(岡山市)は昨年10月から、瀬戸内市にある物流センターに出力720キロワットの太陽光発電装置の設置を進めている。3456枚のパネルを屋上に並べる予定で、3月に稼働の予定。国の補助金で設置費用の3分の1をまかなう。

完成すれば、センターの使用電力の3分の1を太陽光発電でまかなえる見込みといい、休日の発電分を電力会社に売って得る利益も含め、年間800万円の節約になるという。二酸化炭素(CO2)の排出削減効果は年220トンで、同社の広報担当者は「CO2の排出を抑えて環境保全に貢献することに加え、地域の方々の環境意識が高まるきっかけにもなれば」と話す。

一方、県は企業などの太陽光発電設置を後押ししようと、店舗や事務所などに太陽光発電パネルを設置する費用の2割を200万円を上限に補助する制度をつくった。県によると、病院や保育園、工場など12件について、それぞれ120~200万円を補助することがすでに決定しているという。担当課は「財源を確保できれば、来年度も同様の事業を実施したい」としている。(C)朝日新聞

岡山県の企業に大規模な太陽光発電システムが設置された話題だ。

山田養蜂場は太陽光発電システムを増設し、社全体で発電量は791キロワットに及ぶという。地方の企業が導入する太陽光発電としては非常に大規模だ。今回の増設はパネルを450枚設置した、とのことなので、通常の太陽光パネルなら出力0.2キロワットなので、今回の増設分の出力は 450×0.2= 90キロワットになる。一般家庭20~30軒分の出力だ。この費用に6457万円かかった、とのことなので、1キロワット当たりの設置費用は約72万円になる。太陽光パネルの出力が0.2キロワットと仮定しての数字だが、これが正しければ若干高めか。

またベネッセコーポレーションは物流センターに出力720キロワットの太陽光発電システムを設置中だ。3456枚の太陽光パネルを使用する、というから太陽光パネル1枚当たりの出力は約0.2キロワットとなる。一般的な太陽光パネルを使用していることがわかる。

なお両社とも費用の1/3は国の補助金を充てる。

また岡山県は、県内企業向けに太陽光発電設備の設置費用の2割、上限200万円を補助する制度を創設した。すでに12件の補助が決まっている、とのことだ。この制度は来年も続ける見通しだ。

大規模な太陽光発電システムの設置が、地方の大企業にも浸透してきた事例だ。

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加古川市の小学校中庭を改修して太陽光発電

今日は兵庫県加古川市の話題。読売新聞サイト1月14日記事「加古川・志方小にエコ庭…東播工高生と改築 太陽光発電で水循環など」から。

環境に優しい中庭を造ろうと、兵庫県立東播工高(兵庫県加古川市)の生徒と加古川市立志方小の児童が昨年5月から取り組んできた同小の中庭改築工事が完了し、13日、児童らにお披露目された。

土木科の実習先を探していた同高と、環境学習に力を入れる同小の希望が一致。同高土木・建築・電気の計3科の3年生24人と、同小の5、6年生103人が、中庭(広さ約20平方メートル)を改築した。

児童らが太陽光発電を利用した池の水の循環装置や散水用に雨水をためる水槽などを発案。生徒らは昨年5月から構想を練り、8月に着工、地元の土木・造園業者らの指導を受けながら、廃材などを利用して、あずま屋や花壇を完成させた。
...(C)読売新聞

兵庫県加古川市の高校生と小学生が共同で小学校中庭の改修工事を行った話題だ。あずま屋とその屋根に太陽光発電装置を設置し、その電力で池の水の循環装置を動かす。もちろん生徒だけでは力不足なので、地元の土木・造園業者の指導を受けながらの作業だったそうだ。

そもそもこの共同作業は、工業高校の土木科の実習先に環境教育に熱心な小学校を選んだ、ということのようだ。

このような試みは全国に広めるべきだ。

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