愛知県 | 燦燦太陽光発電.エコ - 3

カテゴリー:愛知県

出力2メガワットもの太陽光発電が高速道路に設置

2010年01月21日(木)

今日は名古屋の話題。SankeiBizサイトの1月20日記事「名古屋環状線で太陽光発電が誕生、高速道路で国内最大級」から。

中日本高速道路は20日、2011年3月末までに開通する名古屋環状2号線の高針-名古屋南の両ジャンクション(JCT)間に太陽光発電施設を設置すると発表した。出力は合計約2千キロワットで、高速道路の太陽光発電設備としては国内最大規模という。

一般道の地下に高速道を掘削、屋根が一部ない半トンネル状の構造の区間で、空洞部分に架かる梁(はり)に約1万枚の太陽光パネルを敷設する計画。発電した電力は照明や料金所の空調に利用する。

高針JCT-名古屋南JCT間で消費される電力量の約4割を節約でき、年間で約950トンの二酸化炭素(CO2)の排出削減につながるという。(C)SankeiBiz

名古屋環状2号線のある区間に太陽光発電を設置される。出力は2000キロワット、つまり2メガワットというからメガソーラーだ。もちろん高速道路の太陽光発電設備としては国内最大規模、とのこと。

設置される太陽光発電パネルは約1万枚。通常1枚が0.2キロワットの出力なので、0.2キロワット×1万枚=2000キロワット、と計算は合うので、一般的な太陽光発電パネルを使用することがわかる。

設置場所は、高速道路の半トンネル状の空洞部分に架かる梁、とのことだ。

なおこの2メガワットという大規模出力にもかかわらず、設置される区間で使用される電力量の4割にしか相当しない。高速道路がいかに照明に電気代をかけているのか、よくわかる。

マスプロ電工の工場に太陽光発電

2009年12月31日(木)

読売新聞サイトの12月28日記事「工場内で太陽光発電…マスプロ電工」から。

テレビ受信機器メーカーのマスプロ電工(愛知県日進市)は、愛知県春日井市にある高蔵寺ニュータウン工場の屋根に太陽光発電装置を取り付けたと発表した。

発電パネルは240枚(360平方メートル)で、発電量は年間約5万515キロ・ワット時を見込む。これにより、同工場で消費する電力の約8%を賄うことができ、年間約21トンのCO2排出を削減できる計算という。(C)読売新聞

マスプロ電工が工場屋根に設置した太陽光発電システムは、年間発電量約5万515キロワット時とのことなので、最大出力は約50キロワットのシステムだ。一般家庭10~16軒分の規模なので、工場設置の太陽光発電システムとしては全然大きくは無い。この(工場としてはそれほど大きくは無い太陽光発電システムの)電力が、同工場の使用電力の約8%を賄える、とのことなので、このマスプロ電工の工場は意外に使用電力が少ないと思った。

約50キロワットの出力を生み出す太陽光パネルは240枚とのこと。1枚当たりの出力は0.2キロワットとなるので、これは一般的な太陽光パネルであることがわかる。

このように特徴のないシステムの話題が新聞記事になるということは、太陽光発電システムはまだまだ一般に普及していないことをうかがわせる。

安城市の太陽光発電補助金の予算使い果たし

2009年12月16日(水)

今日は愛知県安城市の話題。少々古いが12月3日付の毎日新聞サイト愛知版記事「太陽光発電:安城市、補助金申請者が殺到 来年度予算案にも計上 /愛知」から一部を引用する。

安城市が太陽光発電施設を設置した市民に補助金を出す制度が好評だ。今年度3回も予算化したが、いずれも申請者が殺到し、短期間で予算を使い果たした。市は2日までに、2010年度予算案にも計上することを決めた。

制度は02年度に始まり、08年度まで出力1キロワット当たり2万4000円を支給し、計529件の申請があった。

09年度から6キロワットを上限に支給額を約4倍の同10万円にしたところ申請が殺到。当初予算に6840万円を盛り込んだが、受け付け開始から20日間ほどで172件の申請があり、当初予算は尽きた。

6月補正予算で5000万円を計上したが、受け付け開始日の127件だけで使い切った。9月補正予算も9800万円を用意したが、受け付け開始からほぼ1カ月の245件で底を突いた。

市は2010年度も予算化することにし、予算要求前の実施計画に1億4000万円を計上した。ただし、1キロワット当たりの補助額は7万円に減らす。
...(C)毎日新聞

このブログでも何回か紹介した、太陽光発電補助金が人気があり予算を使い果たした、という話題だ。安城市の住宅用太陽光発電システム設置補助金制度によれば、補助金額は1キロワット当たり10万円、上限6キロワット。市レベルの太陽光発電設置補助金としてはトップクラスの補助額だ。これなら人気があり予算を使い果たすのも理解できる。

上記引用記事によれば、安城市のこの補助金の予算は3回計上され、2009年度の当補助金合計予算額は2億1640万円に上る。この予算額も市レベルとしてはトップクラスだ。

この人気は、今年度から補助金額を1キロワット当たり6万円から10万円に増やしたことによる。3回募集したが、初回は20日、2回目は初日のみ、3回目は1ヶ月で予算が底をついた、とのことだ。

ちなみに来年度もこの補助金を予算化する方針だが、1キロワット当たりの補助金額は7万円に減らすそうだ。実に残念な話だ。補助金額を増やせば太陽光発電システム導入が急速に進展することは証明されたのに。

なお、先に紹介した安城市ホームページ中の補助金ページには、来年度は補助金額が減額されることは書かれていなかった。このような重要な事項を書いていないとは担当者は怠慢だろう。

JR東海博物館の屋根に太陽光発電システム

2009年11月28日(土)

名古屋の話題。11月18日付の時事通信社サイト記事「JR東海、自社博物館に太陽光発電システム」から。

JR東海は18日、名古屋市港区の金城ふ頭で建設を進めている「JR東海博物館」(仮称)に、広い屋根を使った太陽光発電システムを導入すると発表した。2億円をかけ、博物館の屋根に広さ4000平方メートルの設備を設置。発電容量は500キロワットとなり、年間では一般家庭130世帯分にあたる47万キロワット時を発電する予定だ。博物館で使う電力の4分の1を賄えるという。(C)時事通信社

JR東海博物館(仮称)は次のような博物館だ。

1.展示レイアウトについて(資料1)
1階:車両展示、鉄道のしくみ展示、ジオラマ、シアター、シミュレータ、リニア展示等
2階:収蔵展示、歴史展示、体験展示、キッズコーナー、レストスペース等

2.展示車両について(資料2)
超電導リニア方式による世界最高速度を記録した超電導リニア車両MLX01や歴代の新幹線車両及び鉄車輪系で国内最高速度を記録した300X、狭軌鉄道の蒸気機関車で世界最高速度を記録したC62のほか在来線を含め36両の実物車両を展示し、「高速鉄道技術の進歩」を紹介します。

3.各展示コーナーについて(資料3)
子供から大人までが楽しめる各種シミュレータや日本最大面積のジオラマ、シアターなどを設けるほか、鉄道や超電導リニアのしくみ、歴史などについて、親子が一緒に体験しながら楽しく理解してもらえる展示コーナーを設置します。
(C)JR東海

私は鉄道オタクではないが技術屋なので完成したら行ってみたい博物館だ。今年8月20日に起工式を行い、2011年春にオープン予定、とのことだ。

この鉄道博物館の屋根に太陽光発電システムを設置する計画が発表された。太陽光発電システムの導入は次のような計画だ。

・面積:約4,000㎡
・発電容量:約500kW
・年間発電量:約47万kWh
・費用:約2億円
(C)JR東海

太陽光発電システムの設置面積4000平米とは大変広い。約63メートルの正方形の面積に相当する。発電容量の500キロワットも大きい。この倍でなんとメガソーラー、逆に一番小さなメガソーラーの半分だ。電力会社ではない企業の太陽光発電システムとしては大変大きなシステムだ。

費用は2億円。ということは、500で割ると、1キロワット当たりの設置単価は40万円となる。これは家庭用太陽光発電システムと比較すると大変安い。スケールメリットがあること、屋根の形状がシンプルなので設置しやすいこと、が考えられるが、恐らく太陽光発電パネルが安いことが想像される。というのは、年間想定発電量が47万キロワット時、と書いてあることによる。500キロワットの出力のシステムなら年間発電量は50万キロワット時が想定されるがそれよりは若干低い数値だ。ということは発電効率が少々低い太陽電池を使用しているのではないか、その見返りにコストダウンが計れたのではないか、と考えた。

愛知県の太陽光発電システム設置補助金

2009年11月21日(土)

今日は愛知県の話題。愛知県住宅用太陽光発電施設導入促進費補助金によると、愛知県は日照時間が多いため太陽光発電に適した地域であり、住宅用太陽光発電システムの導入件数はなんと全国第一位だそうだ。

太陽光発電システム設置補助金は、県レベルでは仕組みが通常と少々異なる。「市町村との協調補助」という言い方をしており、市町村の補助の一部を県が補助する、という仕組みだ。住民が補助金を申し込むのは市町村であり県ではない。そして県の補助金が市町村の補助金に上乗せされるのではなく、住民が受け取るのは市町村の補助金額である。しかし市町村には県から定められた補助金が支給される、という仕組みだ。

この県レベルの補助金額は、市町村補助額の1/4か、1キロワット当たり5千円の安い方の金額。市町村の補助金が1キロワットあたり2万円の場合、そのうちの5千円が県の補助金、という計算だ。他県と比べると実にケチ臭い金額だ。そして補助予定件数が4,000件、というから、予算総額はたったの2千万円。億を超えている県があるのというの、大都市名古屋市を抱える愛知県がたったのこれだけとは情けない。

県のホームページ中にある愛知県内市町村の太陽光発電システム設置補助金を見ると高い順に、安城市・飛島村は10万円/Kw、刈谷市9万円/Kw、豊橋市・田原市8万円/Kw、小牧市7万5千円/kw,名古屋市7万円/Kwと続く。一番低いのは岡崎市・半田市・春日井市・津島市・西尾市・常滑市・江南市・東海市・岩倉市・大口町・阿久比町・美浜町・武豊町の2万円/Kwだ。さすがに太陽光発電システム設置の先進県だけのことはあり、補助金を出しているし市町村は多い。

なお太陽光発電システム補助金のみならず、高効率給湯器設置補助太陽熱高度利用施設設置補助もあるようだ。


QLOOK ANALYTICS