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カテゴリー:大阪府

第二京阪道の遮音壁に太陽光発電パネル設置

2009年12月03日(木)

12月1日の産経新聞サイト記事「第二京阪道、全通は3月20日 全国初の遮音壁で太陽光発電」から一部を引用する。

国土交通省近畿地方整備局と西日本高速道路は30日、京都市伏見区と大阪府門真市を結ぶ第二京阪道路(総延長28・3キロ)が3月20日に全線開通すると発表した。大阪市内から京都市内まで約1時間で移動が可能になる。

新たに開通するのは、大阪府内の枚方東インターチェンジ(IC、枚方市)-門真IC(門真市)間の16・9キロ。
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また、今回の開通区間は全国で初めて遮音壁に太陽光発電パネルを設置する。パネルは枚方学研、交野北、交野南、寝屋川北のIC4カ所の計約2400平方メートルで、最大出力は120キロワット。料金所やトンネルの照明など日中の使用電力の15~20%をまかなう。
...(C)産経新聞

第二京阪道路は来年3月20日に全線開通するが、今回新たに開通する大阪府内の約17キロ中にある4つのインターチェンジに太陽光発電パネルを設置する、とのことだ。設置するのは枚方学研、交野北、交野南、寝屋川北の4つのインターチェンジで、遮音壁に太陽光パネルを設置。設置面積は計2400平米で、出力は200キロワットだ。設置面積2400平米、ということは、約50メートル四方の面積に等しい。結構広い。そして出力200キロワットは、一般家庭の太陽光発電システムの50軒分に相当する。この電力で、料金所やトンネルの照明など日中の使用電力の15~20%を賄えるそうだ。

道路の遮音壁に太陽光発電パネルを設置するのは全国で初めて、とのこと。遮音壁に設置ということは、太陽光パネルは垂直に近い角度で設置する場所が多いだろう。ということは効率は少し下がるが、圧倒的な設置面積の多さでそれをカバーしている、ということだろう。

関西電力メガソーラーのパワーコンディショナー

2009年11月29日(日)

このブログの11月25日記事「関西電力のメガソーラーが堺市で着工」に、関西電力の出力10メガワットという大規模太陽光発電所が着工したことを書いた。今日はその関連話題だ。

11月26日の朝日新聞サイトの日刊工業新聞記事「ダイヘン、関電からパワコン受注」によると次のとおりだ。

ダイヘンは25日、関西電力が堺市臨海部で建設するメガソーラー発電所(大規模太陽光発電システム)「堺第7―3区太陽光発電所」向けにパワーコンディショナーを受注したと発表した。同発電所は太陽光発電としては国内最大となる出力10メガワット(メガは100万)規模を誇る。ダイヘンがメガソーラー級発電所に自社ブランドでパワコンを納入するのは初めて。250キロワット対応のパワコン40台と監視制御システム一式を受注し、2010年から11年にかけて順次納入する。 (C)日刊工業新聞、朝日新聞

大阪に本社のある企業の名称の先頭に"ダイ"の付く企業は多いように思う。「大阪...」という企業名を「ダイ...」という省略名で呼んでいるうちにそちらが本名になった、というケースだ。今日話題のダイヘンもそのようだ。会社のホームページによると、1919年に柱上変圧器の会社として創業とのこと。そして1985年に「大阪変圧器(株)」から「(株)ダイヘン」に社名変更したそうだ。このダイヘン、昨年度の売り上げが約99億円というからかなり大きな企業だ。

このダイヘンが、先の関西電力メガソーラーのパワーコンディショナーを受注した、とのことだ。250キロワット対応のパワーコンディショナー40台と監視制御システム一式を受注したそうだ。250キロワット×40台 = 1万キロワット(10メガワット)となり、計算は合う(当たり前か)。

それにしても250キロワット対応パワーコンディショナーとは大容量だ。家庭用はせいぜい5キロワット対応だから、その50倍の規模だ。高電圧・大容量電流に慣れた老舗会社の出番、というところか。

大阪市の太陽光発電補助金は申込み殺到で終了

2009年11月27日(金)

今日は大阪市の話題。朝日新聞サイト11月26日記事「大人気!?太陽光発電の補助制度に市民殺到」によると、次のとおりだ。

大阪市は25日、地球温暖化対策のために4月から進めていた住宅や事業所での太陽光発電設備への補助制度について、申込者が殺到したため、同日付で申請受け付けを終了すると発表した。当初の期限は来年1月だったが、補助額を途中で倍増した影響で一気に申込者が増え、予算措置されている補助総額1億6800万円に達したため。

補助を受けた太陽光発電設備によるCO2削減量は年間1千トンと見込まれ、大阪城公園1・5個分に植林したのと同じ効果があるという。

申請は戸建て住宅533件、事業所6件、共同住宅2件の計541件あった。

戸建て住宅の場合、4月当初は市が3500万円を用意し、1キロワット当たり5万円(1件の上限20万円)を補助。だが国の緊急経済対策で交付金1億3300万円が上積みされ、8月から補助額が同10万円(同40万円)で倍増した。

市によると、戸建て住宅の申請者の設置費用は平均で200万円と「割高感」があったが、8月の補助倍増で、このうち30万円が補助金で賄われることになった。この結果、4~7月に約190件だった申込件数は、8~11月に約350件と急増したという。

市担当者は「これほど申請が多いとは驚き。市民の潜在的な環境に対する関心の高さの表れだと思う」と話した。 (C)朝日新聞

大阪市の太陽光発電設置補助金が、人気沸騰のため予算に達し、11月25日付で受付中止、という話題だ。

大阪市の補助金額は、開始した今年4月当初は1キロワット5万円、上限20万円だった。市町村レベルの補助金としては平均よりは多いほうか。そのときの大阪市の予算は3500万円というから、それほど多い予算額ではない。しかし国の経済緊急対策で交付金1億3300万円が上積みされたため、この8月から1キロワットあたり10万円、上限40万円の補助額となった。これはトップクラス、いや、ほとんどトップの補助金額だ。この金額なら人気沸騰も当然だろう。

当初の補助金額の4~7月は申込みは190件だったのに、補助金額がアップした8~11月の件数は350件と、申込み件数は倍になったそうだ。市の担当者も申請の多さに驚いた、との新聞記事だった。

この件から考えると、補助金額を1キロワット当たり10万円にすると、太陽光発電システムの設置は急速に伸びる、ということがわかる。今後の自治体の補助金額の決定に重要な意味を持つ件だ。

それにしても心配なのは来年度。大阪市が補助金額をアップできたのは、国の緊急経済対策交付金による。しかし来年度はこの交付金の有無は不明だ。ただ民主党政権は太陽光発電には手厚い補助を検討すると思うので、国の上乗せがゼロにはならないとは思うが、先行きは不透明だ。

関西電力のメガソーラーが堺市で着工

2009年11月25日(水)

朝日新聞サイトの11月24日記事「メガソーラー発電所、関西電力が着工 大阪・堺」から一部を引用する。

関西電力は24日午前、堺市西区の臨海部で太陽光発電所(出力1万キロワット)の起工式を開いた。隣接地にシャープと計画する発電施設とあわせて国内最大の太陽光発電拠点となり、世界でも有数の規模という。大規模太陽光発電(メガソーラー)発電所の着工は西日本で初めて。来年11月の稼働を目指す。低炭素社会の実現に向けてメガソーラー時代の幕開けがすぐそこまで近づいてきた。

産業廃棄物処分場跡の土地約20ヘクタールを大阪府から借り、約50億円かけて建設する。来年秋に3分の1ほど稼働させ、完成は11年10月の予定。シャープが今年度内に大阪湾岸のベイエリアで稼働する太陽電池工場の新型太陽光パネルを採用し、約7万枚を敷き詰めるという。

関電は、発電所と隣接するシャープの液晶工場にも屋根を活用して太陽光発電施設(出力1.8万キロワット)をシャープと共同で設置する計画。両施設の合計出力は2.8万キロワットで、メガソーラー拠点としては世界最大級になる。二酸化炭素(CO2)の削減量は年間約1万トンになる見込み。天候に大きく左右される太陽光発電が、電圧や周波数などで既存の配電網にどのような影響を与えるのかなど、将来に大規模化した際の課題や対応策を検証する。
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電気事業連合会などによると、すでに関西、九州、東京など国内10電力すべてが計画を発表、計17カ所に計8.8万キロワットのメガソーラー発電設備の導入を予定している。20年度までに全国約30地点で14万キロワット態勢にし、約4万世帯分の電気使用量を賄うという。(C)朝日新聞

関西電力のメガソーラー(大規模太陽光発電所)が着工した話題だ。メガソーラーというからには出力はメガのオーダーでなければならない。今回関西電力が着工した施設は出力1万キロワット、つまり10メガワットなのでメガソーラーだ。来年秋に3分の1ほどか動作させ、2011年10月に完成、という二段階の予定だ。

建設費は約50億円。土地は大阪府から借りるそうなのでこれは純粋な建設費だ。出力は1万キロワットなので割り算すると、1キロワット当たりの建設単価は50万円となる。これが家庭用太陽光発電システムなら安い。スケールメリットがあるということなのだろう。

なおこの設備の他に、隣接するシャープ工場の屋根に太陽光パネルを設置した出力1.8万キロワットのメガソーラーも建設する予定。先の発電所と併せて計2.8万キロワットとなり、これは世界で有数最大級のメガソーラーだ。これは関西電力とシャープの共同事業だ。

関西電力は、天候に左右される太陽光発電が既存電力網の電圧・周波数にどのような影響を与えるか、課題や対応策を検証するそうだ。これは将来、太陽光発電がメインの発電になったときに極めて重要な問題だ。この問題は私も不安があるので、どのような問題が見つかるか、どのような解決策があるか、興味がある。

さて昨日の当ブログ記事に引き続き、同一話題の別の新聞記事を比較する。今日も昨日と同じ佐賀新聞サイト記事の、11月21日記事「関電、堺の太陽光発電1年前倒し / 運転開始来年11月めど」から。これは朝日新聞にあった起工式の少し前の21日記事だ。

関西電力が、堺市の大阪湾臨海部に建設する太陽光発電所(発電出力1万キロワット)の運転開始時期を、当初の予定より1年程度前倒しして2010年11月をめどとする方針であることが21日、分かった。

太陽光発電は天候に左右され電力の安定供給が難しく、発電設備のうち約3分の1の運転を先行。データ収集と検証を進めながら、11年秋のフル稼働を目指す。

関電の太陽光発電所は、シャープの液晶パネル工場の近くに建設され、総事業費は約50億円。約3千世帯分の電力供給が可能という。

発電所で使う太陽電池パネルは、シャープが液晶パネル工場に併設する形で10年3月までの稼働を目指す太陽電池工場で生産される次世代型の「薄膜型」が採用される予定。発電所の運転開始前倒しに合わせたパネルの調達のめども立っているという。 (C)佐賀新聞

この記事には、そのメガソーラーで使用される太陽光パネルが「薄膜型」である、という私の非常に知りたい情報が書いてあった。

2つの記事は若干時期が異なる記事なので単純比較はできないが、昨日のブログの結論と同じで、佐賀新聞の記事はコンパクトによくまとまっている。佐賀新聞の記者は優秀だと思う。


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