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いわき市の2010年度の太陽光発電補助金予算は6倍

2010年03月20日(土)

朝日新聞サイト福島版の3月20日記事「点検!:太陽発電補助6倍」から一部を引用する。

●いわき市 有数の日照時間に着目/2400万円計上

全国有数の日照時間で、「サンシャイン」都市を掲げるいわき市。新年度予算には、住宅用太陽光発電システムの設置補助金として、前年度比6倍の2400万円を盛り込んだ。太陽光の積極利用は、昨秋に初当選した渡辺敬夫市長がマニフェストに掲げた重要政策。新市政のカラーを出し、手厚い予算配分となった。

いわき市は年間日照時間が2058時間で、全国で12番目に長い。太陽光発電の設置に適した地域だ。いわき市民が発電システムを設置する場合、1キロワットあたり2万円の補助金が出る。国の補助金7万円と合わせると、計9万円。予算には300世帯分の補助金を計上している。

市によると、設備導入費は1キロワットあたり約65万円かかる。住宅1軒がつける設備の平均は3.6キロワットのため、導入額が234万円だと32万4千円が補助される。
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太陽光を巡っては、昨年、大きな変化が続いた。国は休止していたシステム設置費の補助を復活。家庭の余剰電力を電力会社が買い取る際の価格も、昨秋から1キロワット時48円に倍増された。市が2009年度予算で用意した補助金は、昨年6月でキロ募集枠の50世帯分に到達。更に800万円を増額する補正予算も組み、昨年10月までに計179世帯分に補助金を出した。
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県内ではいわき市以外の自治体も設置費の補助金を出すが、金額はまちまちだ。想定される申請件数や自治体の財政状況に応じて異なり、大熊町は1キロワットあたり8万円の補助金を出す。市町村の出す補助金は、1キロワットあたり1万5千円を上限に県が半額を負担。家庭が受け取る太陽光への補助金は、国、県、市町村の予算編成の影響を受けている。(C)朝日新聞

福島県いわき市は年間日照時間が全国で12番目という日照時間の長さを誇る。これは太陽光発電に適している。昨年秋に初当選した市長はいわき市を「サンシャイン」都市というキャッチフレーズで位置付け、太陽光の積極利用を重点政策としている、とのことだ。その政策を実現するため、2010年度の太陽光設置補助金は前年度比のなんと6倍の予算とする。予算金額は2400万円だ。

予算の前年度比6倍とは英断だが、補助金そのものは高額ではない。補助金額は1キロワットあたり2万円だ。もちろん国の補助金との併用は可能だ。

補助金額はそれほど高額では無いがこの補助金の人気はあるようで、2009年度の補正予算で100軒以上を補助した実績がある。いわき市では太陽光発電システムの平均出力を3.6キロワットを想定している。ということは、市の1件あたりの補助金額は3.6キロワット×2万円= 7万2千円だ。2010年度のこの補助金の予算総額は2400万円なので、2400万円を7万2千円で割ると、約333件の補助を想定していることがわかる。

ちなみに引用記事によれば、福島県内では大熊町が1キロワットあたり8万円という高額の太陽光発電設置補助金を出している。これは全国でもトップクラスの高額補助金だ。大熊町は潤沢な収入源があるのだろうか。

ところでいわき市の話題に戻る。いわき市のホームページを見たところ、別の話題だが市長交際費のページを見つけた。なんと月毎に市長交際費の内訳が公開されているのだ。このように首長の交際費の内訳をホームページで公開している市は全国でも珍しいだろう。これは驚いた。この市長の政治姿勢を高く評価する。


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