今日は群馬県の話題。毎日新聞サイトの5月20日記事”太陽光発電:注目 自治体に補助申請相次ぐ 「予算不足」悲鳴も /群馬”から一部を引用する。
太陽光発電:注目 自治体に補助申請相次ぐ 「予算不足」悲鳴も /群馬
◇年間予定数超え東京電力福島第1原発事故による夏の電力不足に備え、家庭で電気を作り出す太陽光発電が改めて脚光を浴びている。設置費を補助している県内自治体には補助申請が相次ぎ、年間補助件数を既に超えた自治体も。担当者は「予算が足りない」と悲鳴を上げている。
□26市町村が補助
補助制度はクリーンエネルギーへの転換を促す目的で、県内35市町村のうち26市町村と県が導入している。26市町村の補助額は、発電設備の出力1キロワット当たり2万~7万円。それぞれ上限を設けており、最も高いのは藤岡市の28万円となっている。いずれも国や県の補助制度と併用可能で、国の補助は1キロワット当たり4万8000円で上限は47万9520円。県は同2万4000円で上限8万円となっている。
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他の多くの自治体も「前年を上回るペースでの申請が予想される」としている。予算不足に陥った場合、「補正予算で補助総額の上積みを検討する」と回答した自治体もある。一方、補助を行っていないのは太田市など9市町村。同市城西町には約550戸が太陽光発電を導入する世界最大規模の「ソーラータウン」があり、市は01年度から10年間、補助制度を設けていたが、今年度からは「工事価格が10年前に比べて下がったので実施していない」という。他の8町村は「ニーズがない」などとしている。
□04年に日照2位
県温暖化対策室によると、県の日照時間は04年に国内2位になるなど全国有数の長さを誇り、太陽光発電に適した土地柄。...県は11年度当初予算で年間4000件の申し込みに対応できるよう予算を組んだが、大澤正明知事は夏の電力不足を見込んで1万件まで対応できるよう専決処分した。...
...(C)毎日新聞
◇(群馬)県内自治体の11年度太陽発電設置補助額
県 2.4( 8) 前橋 2 ( 8) 高崎 3.5(10) 桐生 3 (10) 伊勢崎 5 (10) 太田 - 沼田 2.5(10) 館林 3.5(10) 渋川 6 (18) 藤岡 7 (28) 富岡 3.5(10) 安中 6 (15) みどり 3 (10) 榛東 5 (20) 吉岡 - 上野 - 神流 - 下仁田 - 南牧 - 甘楽 3.5(14) 中之条 4 (16) 長野原 2 ( 6) 嬬恋 ※ (20) 草津 - 高山 7 (20) 東吾妻 2.5(10) 片品 - 川場 3 (15) 昭和 - みなかみ 2.5(10) 玉村 3 ( 9) 板倉 2.5(10) 明和 3 (15) 千代田 3 (10) 大泉 6 (24) 邑楽 2 ( 6) (注)単位・万円。補助額は発電設備の出力1キロワット当たり。カッコ内は1軒当たりの補助額の上限。中之条は町外業者に発注した場合は補助額、上限とも上記の半額。※=嬬恋は工事費の5分の1まで補助。-は補助なし (C)毎日新聞
群馬県自治体の太陽光発電の設置補助金は大変な人気で予算不足となる事態も予想される状況、とのことだ。
群馬県といえば雷の名所。2004年には県の日照時間が国内2位という、大変日照に恵まれた土地だ。県の太陽光発電設置補助金は、1キロワット当たり2万4000円で上限8万円。県レベルとしては普通の補助金額か。
そして群馬県内の35市町村のうち、26市町村が太陽光発電設置補助金を実施している。その補助額は、出力1キロワット当たり2万~7万円。 上限で最も高い市は、藤岡市の28万円だ。各市町村の状況は上記表のとおり。調べてくれた毎日新聞記者に感謝だ。
この引用記事には、ひとつ面白いことが書かれていた。ソーラータウンとして有名な太田市は現在は太陽光発電設置補助金が無いのだ。その理由は、「工事価格が10年前に比べて下がった」とのことだが、そうだろうか。それなら他市町村でも補助金は無いはずだ。太田市は他市町村より先行して太陽光発電設置が進んだためさらなる設置への意欲が衰えたのではないだろうか。