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JR東海博物館の屋根に太陽光発電システム

2009年11月28日(土)

名古屋の話題。11月18日付の時事通信社サイト記事「JR東海、自社博物館に太陽光発電システム」から。

JR東海は18日、名古屋市港区の金城ふ頭で建設を進めている「JR東海博物館」(仮称)に、広い屋根を使った太陽光発電システムを導入すると発表した。2億円をかけ、博物館の屋根に広さ4000平方メートルの設備を設置。発電容量は500キロワットとなり、年間では一般家庭130世帯分にあたる47万キロワット時を発電する予定だ。博物館で使う電力の4分の1を賄えるという。(C)時事通信社

JR東海博物館(仮称)は次のような博物館だ。

1.展示レイアウトについて(資料1)
1階:車両展示、鉄道のしくみ展示、ジオラマ、シアター、シミュレータ、リニア展示等
2階:収蔵展示、歴史展示、体験展示、キッズコーナー、レストスペース等

2.展示車両について(資料2)
超電導リニア方式による世界最高速度を記録した超電導リニア車両MLX01や歴代の新幹線車両及び鉄車輪系で国内最高速度を記録した300X、狭軌鉄道の蒸気機関車で世界最高速度を記録したC62のほか在来線を含め36両の実物車両を展示し、「高速鉄道技術の進歩」を紹介します。

3.各展示コーナーについて(資料3)
子供から大人までが楽しめる各種シミュレータや日本最大面積のジオラマ、シアターなどを設けるほか、鉄道や超電導リニアのしくみ、歴史などについて、親子が一緒に体験しながら楽しく理解してもらえる展示コーナーを設置します。
(C)JR東海

私は鉄道オタクではないが技術屋なので完成したら行ってみたい博物館だ。今年8月20日に起工式を行い、2011年春にオープン予定、とのことだ。

この鉄道博物館の屋根に太陽光発電システムを設置する計画が発表された。太陽光発電システムの導入は次のような計画だ。

・面積:約4,000㎡
・発電容量:約500kW
・年間発電量:約47万kWh
・費用:約2億円
(C)JR東海

太陽光発電システムの設置面積4000平米とは大変広い。約63メートルの正方形の面積に相当する。発電容量の500キロワットも大きい。この倍でなんとメガソーラー、逆に一番小さなメガソーラーの半分だ。電力会社ではない企業の太陽光発電システムとしては大変大きなシステムだ。

費用は2億円。ということは、500で割ると、1キロワット当たりの設置単価は40万円となる。これは家庭用太陽光発電システムと比較すると大変安い。スケールメリットがあること、屋根の形状がシンプルなので設置しやすいこと、が考えられるが、恐らく太陽光発電パネルが安いことが想像される。というのは、年間想定発電量が47万キロワット時、と書いてあることによる。500キロワットの出力のシステムなら年間発電量は50万キロワット時が想定されるがそれよりは若干低い数値だ。ということは発電効率が少々低い太陽電池を使用しているのではないか、その見返りにコストダウンが計れたのではないか、と考えた。


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