瓦と太陽光パネルが一体になった製品

瓦と太陽光パネルが一体に

2011年07月13日(水)

今日は淡路島の話題だ。読売新聞サイトの7月6日記事「淡路島の瓦メーカーが太陽光事業」から一部を引用する。

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「近畿セラミックス」(淡路市)は、化成品大手「カネカ」(大阪市)が開発した瓦と一体型のパネル(縦28センチ、横1メートル)を販売している。

表面は強化ガラス製で、近セラ社の平らな形の瓦とともに、屋根に取り付ける。新築住宅向けにセットで販売。昨秋から月5~10棟の注文があり、東日本大震災以降は問い合わせも増えた。営業にも力を入れ、7、8月で計約150棟分を販売するという。

淡路瓦工業組合によると、淡路島内の瓦メーカーの生産量は昨年、約4600万枚と、ピーク時(1994年)の約2億3300万枚から大幅に減少している。

近セラ社の福原幸蔵社長は、「瓦の出荷減を補うのに、太陽光関連事業は期待できる分野の一つだ。成長戦略にうまく取り込みたい」と話す。(C)読売新聞

瓦メーカーが瓦と太陽光パネルが一体になった製品を製造・販売する話題はこのブログの2009年10月24日記事「太陽光パネルと一体の瓦」で書いた。今日の話題もそれと同種の製品だ。

このような製品を瓦メーカーが販売する背景には、瓦の出荷量が減り続けている現状がある。引用記事によれば、淡路島の瓦メーカーの昨年の生産量は、ピークの1994年の約2割にしか過ぎない。瓦を使った和風住宅が現象していることが大きな原因だろう。そこで、瓦に付加価値を付けた製品として太陽光パネルと一体となった製品を開発した、と思われる。

この製品は、瓦と太陽光パネルが一体となることで、継ぎ目がめだたなくなるばかりか、不要な穴あけが減り、ということは太陽光パネル設置による雨漏りの心配もほとんど減少する、という大きなメリットがある。瓦屋根の新築住宅へ太陽光発電設備も同時に設置することを検討している人には有力な選択肢となる製品だろう。


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