八戸市に2つ目となるメガソーラーはNPOが建設

八戸市のNPO主体のメガソーラー

2011年05月17日(火)

青森県八戸市の2つめのメガソーラーの話題だ。東奥日報サイトの5月13日記事「八戸のNPOが太陽光発電施設計画」から一部を引用する。

八戸市のNPO法人「グリーンシティ」が、メガソーラー(大規模太陽光発電施設)を八戸市内に建設・運営する構想を進めていることが12日、同法人の富岡敏夫理事長ら関係者への取材で分かった。同市では、東北電力が八戸火力発電所敷地内に出力1500キロワットのメガソーラーを建設中だが、同法人の構想では、これを上回る2千~3千キロワット級を目指す。発電した電力は全量を売電し、将来的には、収益により地域づくりに貢献する人材育成にも取り組む。事業費の一部は、市民らから出資を募りたい考え。今夏にも事業実施に向けた新組織を設立して施設を着工、来年4月の事業開始を目指す。

自然エネルギー拡大に向けた「全量買い取り制度」法案が国会で審議されていることに対応した動き。太陽光などによって発電された電気の買い取り価格が上昇すれば、事業の採算性を確保できると見込んでいる。太陽光発電は、日照時間が長く冷涼な気候が有利。八戸市は、年間日照時間が仙台市や東京都より長く梅雨がないため、適地とされている。

現在、太陽光パネルを設置する広大な土地の選定や事業資金の捻出方法、電力会社への送電方法などについて、電力会社や行政、関係機関と協議を進めている。初期投資は数億円規模とみられるが、流動的だ。

今後、グリーンシティが中心となって事業主体を新たに設立するが、株式会社にするか一般社団法人にするかは未定。事業計画の詳細は、現時点では明らかにできないとしているが、一般から広く出資を募る方法も検討している。
...(C)東奥日報

現在、八戸市には東北電力が1500キロワット(1.5メガワット)の大規模太陽光発電所を建設中だ。そのことについてはこのブログの4月2日記事「八戸市のメガソーラー発電所が着工」に書いた。

次に計画されている八戸市の大規模太陽光発電所は、なんとNPO組織が建設を計画している。これは非常に珍しい。いままでの全国の大規模太陽光発電所は、ほとんどが電力会社や企業、せいぜい自治体が主体であるからだ。

なぜ八戸市なのかといえば、日照時間の多さがその大きな理由だ。八戸市の日照時間は東京より多いのだ。また太陽光発電は温度が高くなると発電効率が落ちる特性があるが、八戸市は東北地方にあるため南国よりは気温が低く、その点でも有利だ。これは八戸市の特徴、というよりは東北地方の太平洋側の特徴だろう。

そして今回記事のメガソーラーの出力は、2,000~3,000キロワットを想定している、とのこと。これは結構大きな太陽光発電所といえる。

この太陽光発電所の実現には、国会での自然エネルギーの「全量買取制度」の如何による部分が多いようだが、実現を期待する。


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