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アサヒビール名古屋工場の太陽光発電システム

2010年01月22日(金)

アサヒビールの1月20日付プレリリースアサヒビール名古屋工場に太陽光発電設備を導入から一部を引用。

~CO2排出削減量は、年間約5,000kg~
~原油に換算すると年間で約3,800Lの節約効果~
~ゲストハウスの年間に使用する照明用電力の約50%に相当~

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、自然エネルギーの普及に貢献し、CO2排出量削減の取り組みの一環として、名古屋工場(所在地 愛知県名古屋市守山区)に「太陽光発電設備」を2010年2月上旬より導入します。

今回導入する「太陽光発電設備」は、名古屋工場のゲストハウスの隣に1枚1.32平方メートルのパネルを80枚設置するもので、総パネル面積は 106平方メートルとなり、システムの発電規模は年間約15,855kWhです。この太陽光発電によるCO2排出削減量は年間約5,000kgとなり、原油に換算すると年間で約3,800Lの節約効果が見込めます。この設備で発電する電力は、ゲストハウスの年間に使用する照明用電力の約50%に相当します。
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アサヒビール(株)は、永続的に社会から受け入れられる企業グループを目指して、CO2排出量削減など環境負荷低減に積極的に取り組むとともに、自然エネルギーの本格的な普及に貢献する活動を推進しています。

昨年4月には、食品業界で最大となる年間4,000万kWhの風力発電およびバイオマス発電によるグリーン電力に関する契約を締結しました。これにより、全9工場で年間に製造する「アサヒスーパードライ」缶350ml全数量およびギフトセットのビール類の製造に使用する電力とアサヒビール本社ビルで使用する電力のすべてをグリーン電力で賄っています。

さらに、2008年には、ビール醸造煮沸時のCO2排出量を約30%減らす世界初の新技術「PIE煮沸法」を開発するなどCO2削減に向けた取り組みを推進しています。
...(C)アサヒビール

アサヒビール名古屋工場のゲストハウスの隣に太陽光発電パネルを設置し2月から稼動、というプレリリースだ。ただ、システム規模は極めて小さい。ここに書いてあることは、太陽光発電パネル80枚、また年間発電量約16,000キロワット時、という情報だ。太陽光発電パネルは1枚当たりの出力は約200ワット、つまり0.2キロワットなので、80枚×0.2キロワット = 16キロワットとなり、このシステムの出力は16キロワットだ。また年間発電量約16,000キロワット時から、出力は1000で割って約16キロワット、となり、同じ数字となる。従って、この太陽光発電システムの出力は約16キロワット、と推察される。16キロワット、ということは一般家庭約4軒分。ビール工場としては非常に小さい規模だ。といってもこの太陽光発電によりゲストハウスの年間使用電力の約半分は節約できる、とのことだ。

上に引用したプレリリースは、アサヒビールがいかに環境に配慮した会社であるか、ということをいろいろな点から書いている。ただ、この記事のメインとなる太陽光発電システムが一般家庭4軒分の出力では、ここまで大げさに発表しなくても、という気もしてくるのは事実だ。

しかしその中に書いてある「年間4,000万kWhの風力発電およびバイオマス発電によるグリーン電力に関する契約を締結」は凄い話題だ。もちろんこれらの発電は自前ではなく購入するものだが、年間4000万キロワット時、という数字は先の太陽光発電とは比べようも無く大きい。


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