NHKの放送局に出力2000キロワットのメガソーラー

NHK放送局の大規模太陽光発電

2011年06月07日(火)

6月6日付けの朝日新聞サイト日刊工業新聞記事「NHK、ラジオ放送所に太陽光発電」から。

NHK 省エネルギー対策として菖蒲久喜ラジオ放送所(埼玉県久喜市)に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を導入する。11年度から2年間で約18億円を投じ、出力2000キロワット級のシステムを整備する計画。日中時など最大発電時には放送所のすべての電力をまかなえるという。計画では太陽光発電パネル約1万枚、設置面積約1万5000平方メートル分を設置する。11年度中に1000キロワット分の整備を完了させる。ラジオ2波の送信に加え、施設の照明や空調などの電力もまかなう。(C)日刊工業新聞

いつも思うのだが、日刊工業新聞の記事はコンパクトに良くまとまっている。今日の記事もそう。冗長な朝日新聞とは比べ物にならない。

さて今日はNHKの太陽光発電に関する話題だ。このブログでは1年半ほど前にNHKの太陽光発電について話題にしたことがある。2009年11月15日記事の「NHK放送センターの太陽光発電システム」だ。その記事によれば、NHKは全国の放送局に2013年度までに年間発電量合計67万キロワット時の太陽光発電設備を設置する予定、とあった。年間発電量67万キロワット時は、出力は約670キロワット程度だ。この計画は2009年度のものだ。

ところが今日の記事によれば、埼玉県久喜市のラジオ放送所に設置される太陽光発電の規模はそれとは別格で、メガソーラーの規模だ。出力はなんと、2000キロワット、つまり2メガワットだ。

その出力に要する太陽光パネルは約1万枚とのこと。出力は2000キロワットだから、割り算をすると、太陽光パネル1枚当たりの出力は0.2キロワットとなる。そしてその太陽光パネルの設置面積合計は約1万5000平方メートルとのことなので、1枚の面積は1.5平方メートルとなる。太陽光パネル1枚の出力も面積も極めて順当な数字なので、標準的な単結晶型太陽電池による太陽光パネルといえよう。

そしてこのメガソーラー設置のための費用は約18億円とのこと。出力は2000キロワットだから割り算をすると、出力1キロワット当たりの設置費用は90万円となる。これは少々高いが、放送に使用するため蓄電装置なども含むのかもしれない。


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