岡山県の太陽光発電への補助金額は1kW当たり3万円、上限9万円

岡山県の太陽光発電への補助

2011年05月10日(火)

今日は岡山県の話題。5月8日の朝日新聞サイト記事”太陽光発電誘致を本格化 県「晴れの国」をPR”から一部を引用する。

「晴れの国」岡山の気候のよさを企業誘致に生かそうと、県は大規模太陽光発電所「メガソーラー」の誘致に乗り出した。福島第一原発の事故で自然エネルギー活用の機運が高まる中、停滞する地域経済の活性化につなげたい考えだ。

県の資料によると、岡山は降水量1ミリ未満の日が年間275.9日で、都道府県としては全国で一番多い。天候によって発電量が大きく左右される太陽光発電施設の誘致には、またとない好条件だ。

その利点を生かそうと、県は今年3月に策定した「おかやま新エネルギービジョン」に、メガソーラーの県内誘致を盛り込んだ。先月28日には、県内20カ所の候補地を発表し、本格的に誘致をスタート。2020年までに10件の誘致目標を立てている。

候補地は玉野市の塩田跡地、笠岡市の笠岡湾干拓地など、いずれも1ヘクタール以上の公有地や民有地。賃料を割安に設定し、発電施設の出力1メガワットあたり2千万円、最高1億円を県が補助する「特典」もつけた。
...(C)朝日新聞

岡山県は降水量1ミリ未満の日が年間で都道府県中で最も多い「晴れの国」とのこと。そのメリットを最大限生かすべく、岡山県はメガソーラーの誘致に乗り出した。

候補地は塩田跡地や干拓地など岡山県内20箇所。2020年までに10件の誘致目標を立てている。

そのための補助金は手厚い。メガソーラー出力1メガワット当たり2千万円、かつ最大1億円まで岡山県が補助する。1メガワット当たり2千万円、ということは出力1ワットあたり2万円だ。家庭用の太陽光発電で考えても、県レベルの補助としては金額が多い方になる。

それでは、家庭用の太陽光発電設備に対する補助はどうなっているのか、調べてみた。県のホームページ中の平成23年度 太陽光発電・省エネ設備設置促進補助金(住宅用)についてのページにその情報はある。主な内容は次のとおりだ。

岡山県では、太陽光発電及び省エネルギー設備の一層の普及促進を図るため、住宅用太陽光発電システムと併せて、県が定める省エネルギー設備を設置する場合(補助対象は1種類のみ)に、その経費の一部を補助します(太陽光発電設備の設置だけでは、補助対象になりません。)。
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2 補助対象設備及び補助金額 (※補助金額は(1)と(2)の合計額)
(1)太陽光発電システム 【必須】
    出力1kW当たり3万円(上限9万円)

(2)省エネルギー設備 【補助対象は、下記のいずれか1種類】
   ・CO2冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)・・・4万円
   ・潜熱回収型給湯器(エコジョーズ、エコフィール)・・・3万円
   ・複層ガラス・・・ 3万円
   ・LED照明機器・・・ 3万円

【募集期間】
平成23年5月6日(金曜日) から 平成23年5月13日(金曜日) まで

【募集件数】
700件

残念なことに、太陽光発電設備の設置だけでは補助金は貰えない。他の省エネ機器設置と組み合わせなければならない。ただ、太陽光発電設備に対する補助金額は、出力1kW当たり3万円、上限9万円と、県レベルとしては多い。また、他の省エネ機器は、エコキュート・エコジョーズ・エコフィール・複層ガラス・LED照明機器のいづれか一つだ。機器により、3~4万円の補助金額となる。

これらの省エネ機器中で補助金額が多いのはエコキュートで4万円だ。県としてはエコキュートの使用を推進したい、ということがこの補助金額からわかる。しかし、エコキュートは省エネとは言えない。深夜電力を使うため電気代は安くなるが電力使用量は多いからだ。なので、お勧めしない。

ここで、この岡山県の補助で非常に面白いことがある。それは、申し込みが5月6日から13日までの1週間しかない、ということだ。そしてこの1週間で、700件を募集する。いくら県レベルとはいえ、連休を含む1週間で700件もの応募があるのだろうか。他県のことながら少々心配になる。


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