太陽光発電地域情報の最新情報ブログ

大分県の水ノ子島灯台

2009年12月27日(日)

このブログの10月31日記事「長崎港の太陽光発電・LED灯台」と12月23日記事「横浜港の灯台がLED・太陽光発電に」で、長崎と横浜の灯台がLED照明かつ太陽光発電システム装備となったことを話題にした。今日は大分県の話題だ。朝日新聞サイト大分版の12月24日記事「水先案内 異常なし/佐伯沖の水ノ子島灯台」から。

佐伯市沖の豊後水道の真ん中に立ち、百年以上光を放っている水ノ子島灯台で22日、今年最後の点検作業があった。潮の流れが速く大型船も頻繁に通る要衝で、長年、特に太平洋側から北上してくる船に頼りにされてきた。管理する大分海上保安部交通課の海上保安官らが年末年始の安全航行を願い、光を出す部分やレーダー機器などを念入りに点検した。

水ノ子島灯台の初点灯は1904(明治37)年3月20日で、県内で3番目に古い。岩礁の無人島に立つ灯台本体の高さは約40メートル、平均水面から灯火までの高さは約56メートルで国内有数の規模。外壁部分は花崗岩(か・こう・がん)を積み上げて作られており、れんがなどとは比較にならないほど強いという。今年2月には経済産業省の「近代化産業遺産」に選ばれた。

波が侵入しないようパッキンがついた重いドアから灯台の中へ。古びた食堂や寝室など、86年まで海保職員が交代で泊まり込んでいた名残もある。幅40センチほどの狭い階段を上って9階部分に着くと、ガラス張りの部屋の中央で巨大なレンズが輝いている。足元には、米軍機の機銃掃射で開いた穴も残っていた。

初点灯時のランプは石油の白熱灯だったが、今は少ない電力で強い光が出せるメタルハライドランプ。波力発電と太陽光発電で動力の大半をまかなっている。運転状況は無線送信で把握でき、今では45日間隔の点検で済むという。 (C)朝日新聞

先のブログ記事で紹介したのは、灯台がLED照明と太陽光発電を装備した話題だった。今回の大分県水ノ子島灯台はそうではなく、光源は少ない電力で強い光が出せるメタルハライドランプ。電力は太陽光発電のみならず波力発電も装備しておりこれらで動力の大半を賄っている、とのことだ。水ノ子島灯台画像のとおりだ。最初の画像に、全景と波力発電システムが写っている。二番目の画像は最初の画像の反対側から見た画像で、灯台横の建物の屋上に太陽光パネルが写っている。

この灯台の歴史は非常に古く、100年以上を経過している。水ノ子島灯台の歴史と概要は海上保安庁のホームページに詳しい。この灯台の光の到達範囲は20海里とある。この海里という単位になじみはないが20海里は約37Kmに相当するようだ。この、平均海面からの高さ56メートルの灯台の光は37Kmもの先まで届くのだ。

いまはこの灯台は遠隔操作の無人運転をしており、45日に1回点検を行う。その今年最後の点検作業が上記引用記事だ。それにしてもこの朝日新聞記事のタイトル「水先案内 異常なし」は信じられないレベルの低さ。"臭く"、"寒い"タイトルだ。このブログで最近の大新聞、特に朝日新聞の記者のレベル低下を指摘しているが、今回の記事のタイトルもその例だ。


QLOOK ANALYTICS