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関西電力のメガソーラーが堺市で着工

2009年11月25日(水)

朝日新聞サイトの11月24日記事「メガソーラー発電所、関西電力が着工 大阪・堺」から一部を引用する。

関西電力は24日午前、堺市西区の臨海部で太陽光発電所(出力1万キロワット)の起工式を開いた。隣接地にシャープと計画する発電施設とあわせて国内最大の太陽光発電拠点となり、世界でも有数の規模という。大規模太陽光発電(メガソーラー)発電所の着工は西日本で初めて。来年11月の稼働を目指す。低炭素社会の実現に向けてメガソーラー時代の幕開けがすぐそこまで近づいてきた。

産業廃棄物処分場跡の土地約20ヘクタールを大阪府から借り、約50億円かけて建設する。来年秋に3分の1ほど稼働させ、完成は11年10月の予定。シャープが今年度内に大阪湾岸のベイエリアで稼働する太陽電池工場の新型太陽光パネルを採用し、約7万枚を敷き詰めるという。

関電は、発電所と隣接するシャープの液晶工場にも屋根を活用して太陽光発電施設(出力1.8万キロワット)をシャープと共同で設置する計画。両施設の合計出力は2.8万キロワットで、メガソーラー拠点としては世界最大級になる。二酸化炭素(CO2)の削減量は年間約1万トンになる見込み。天候に大きく左右される太陽光発電が、電圧や周波数などで既存の配電網にどのような影響を与えるのかなど、将来に大規模化した際の課題や対応策を検証する。
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電気事業連合会などによると、すでに関西、九州、東京など国内10電力すべてが計画を発表、計17カ所に計8.8万キロワットのメガソーラー発電設備の導入を予定している。20年度までに全国約30地点で14万キロワット態勢にし、約4万世帯分の電気使用量を賄うという。(C)朝日新聞

関西電力のメガソーラー(大規模太陽光発電所)が着工した話題だ。メガソーラーというからには出力はメガのオーダーでなければならない。今回関西電力が着工した施設は出力1万キロワット、つまり10メガワットなのでメガソーラーだ。来年秋に3分の1ほどか動作させ、2011年10月に完成、という二段階の予定だ。

建設費は約50億円。土地は大阪府から借りるそうなのでこれは純粋な建設費だ。出力は1万キロワットなので割り算すると、1キロワット当たりの建設単価は50万円となる。これが家庭用太陽光発電システムなら安い。スケールメリットがあるということなのだろう。

なおこの設備の他に、隣接するシャープ工場の屋根に太陽光パネルを設置した出力1.8万キロワットのメガソーラーも建設する予定。先の発電所と併せて計2.8万キロワットとなり、これは世界で有数最大級のメガソーラーだ。これは関西電力とシャープの共同事業だ。

関西電力は、天候に左右される太陽光発電が既存電力網の電圧・周波数にどのような影響を与えるか、課題や対応策を検証するそうだ。これは将来、太陽光発電がメインの発電になったときに極めて重要な問題だ。この問題は私も不安があるので、どのような問題が見つかるか、どのような解決策があるか、興味がある。

さて昨日の当ブログ記事に引き続き、同一話題の別の新聞記事を比較する。今日も昨日と同じ佐賀新聞サイト記事の、11月21日記事「関電、堺の太陽光発電1年前倒し / 運転開始来年11月めど」から。これは朝日新聞にあった起工式の少し前の21日記事だ。

関西電力が、堺市の大阪湾臨海部に建設する太陽光発電所(発電出力1万キロワット)の運転開始時期を、当初の予定より1年程度前倒しして2010年11月をめどとする方針であることが21日、分かった。

太陽光発電は天候に左右され電力の安定供給が難しく、発電設備のうち約3分の1の運転を先行。データ収集と検証を進めながら、11年秋のフル稼働を目指す。

関電の太陽光発電所は、シャープの液晶パネル工場の近くに建設され、総事業費は約50億円。約3千世帯分の電力供給が可能という。

発電所で使う太陽電池パネルは、シャープが液晶パネル工場に併設する形で10年3月までの稼働を目指す太陽電池工場で生産される次世代型の「薄膜型」が採用される予定。発電所の運転開始前倒しに合わせたパネルの調達のめども立っているという。 (C)佐賀新聞

この記事には、そのメガソーラーで使用される太陽光パネルが「薄膜型」である、という私の非常に知りたい情報が書いてあった。

2つの記事は若干時期が異なる記事なので単純比較はできないが、昨日のブログの結論と同じで、佐賀新聞の記事はコンパクトによくまとまっている。佐賀新聞の記者は優秀だと思う。


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