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新駅レンタサイクル施設の二酸化炭素削減

2010年02月05日(金)

当ブログの昨年12月11日記事「阪急摂津市駅のカーボン・ニュートラル」で、3月14日開業予定の阪急電鉄摂津市駅が、二酸化炭素の実質排出量をゼロにする「カーボン・ニュートラル・ステーション」であることを書いた。またその二酸化炭素排出量のうち自前で削減できるのは半分で、残りは二酸化炭素排出枠の購入で賄うことも書いた。今日の記事はその続編とでもいう内容。阪急電鉄2月4日発表のニュースリリース記事太陽光発電と電動アシスト付自転車を備えた「阪急レンタサイクル摂津」を開業しますから一部を引用する。

...3月1 4日の摂津市駅開業にあわせ、同駅南側の駅前広場に、当社では1 9番目となるレンタサイクル営業所「阪急レンタサイクル摂津」を開業します。

同営業所では、 『カーボン・ニュートラル・ステーション』摂津市駅にふさわしく、当社のレンタサイクル施設では初めて、屋根の上に太陽光発電パネルを設置し、太陽光の自然エネルギーを利用して電動アシスト付自転車の充電や、施設内の照明、空調など-の電力供給を行います。また、施設内の照明にはすべてLED照明を採用することにより消費電力を低減するほか、外周フェンスには景観にも配慮した植栽を施し、その植栽の准水には同駅の雨水を一部利用するなど、環境負荷軽減を図ります。さらに、貸し出し自転車には、普通自転車150台に加え、電動アシスト付自転車150台の合計300台を配備し、 「電動アシスト付自転車の定期利用料金」を新たに設定します。

なお、この施設の整備にあたり、環境省の「平成2 1年度低炭素地域づくり面的対策推進事業」の補助を受けています。

「阪急レンタサイクル摂津」の概要
...
2.施設の特徴 
○施設の屋根の上に、太陽光発電パネルを設置し、電動アシスト付自転車の充電や施設内の照明、空調などに奄力供給を行います。
○施設内のすべての照明をLED照明とし、消費電力を低減します。
...
5.自転車台数 合計300台(普通自転車150台、電動アシスト付自転車150台)
...
(参考2) CO2削減について
太陽光発電とLED照明の導入により、施設に起因するCO2排出量を約42%削減します。
(下記表参照)

また、駅2km園内から駅まで、毎日バイクを利用する50人が、自転車利用に換えると、約5t/年のCO2削減効果があります。(C)阪急電鉄

記事中の表は次のとおりだ。

CO2削減について
施設に起因するCO2排出量
(電動アシスト付自転車の充電や施設内の照明、空調など)
約4.8t/年
太陽光発電(5kw).LED照明導入によるCO2削減量 約2.0t/年(約42%のCO2削減)

(C)阪急電鉄

カーボン・ニュートラル・ステーションを目指すため、同駅のレンタサイクル施設の屋根に太陽光発電パネルを設置し、その電力は電動アシスト付き自転車の充電や施設内の照明・空調などに使用する。その太陽光発電の出力は5キロワットと、少し大きな一般家庭並みだ。またその施設内の照明はすべてLED照明。そして貸し出す自転車300台の内の半分が電動アシストつき自転車、とのことだ。

この効果は、このレンタサイクル施設に起因する二酸化炭素排出量を42%削減できる、とのことだ。また駅まで毎日バイクで通う人が自転車に乗り換えると、1年に約5トンの二酸化炭素を削減できるそうだ。電動アシスト自転車の定期利用額は月に3,400円と、リーズナブルな価格だ。ガソリン代もかからないのでバイクから電動アシスト自転車に乗り換える人も結構いるのではないだろうか。

現在はカーボン・ニュートラル・ステーションを目指すとこのように話題になるが、あと5年もすれば新駅はカーボンニュートラルが当たり前、の時代になるだろう。


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