今日は福井県の太陽光発電設置補助金の話題。朝日新聞サイトの福井版7月27日記事「太陽光発電の補助額3倍に」から一部を引用する。
東日本大震災を機に省エネや自然エネルギーに関心が高まったのを受け、越前市は太陽光発電の補助制度の拡充を決め、8月1日から受け付けを始める。市内の業者が工事を請け負うことなどを条件に、1キロワット当たりの補助額を3倍に引き上げる。
国と県の制度に加え、県内の全17市町が太陽光発電の普及に補助金を出す制度がある。同市は現在、太陽光発電設備を設置するか、設備付きの住宅を購入する個人と法人に、1キロワット当たり1万2千円(上限4万8千円)を補助。この額は、県内9市で同じ(あわら市は市内の業者を利用すると1万5千円)という。
越前市は、発電設備と同時に省エネ設備を置くことと、市内の業者が工事を請け負うことを条件に、1キロワット当たりで3倍の3万6千円(同14万4千円)を補助することに決めた。LED照明への取り換えやペレットストーブも省エネ設備とみなす。(C)朝日新聞
福井県と同県内市町村の太陽光発電設置補助金については、少し前だがこのブログの2009年11月20日記事「福井県の太陽光発電補助金人気」に書いた。年度としては今年度の2年度前の内容だ。その中で、福井県内で太陽光発電設置補助金のある市町村の補助額はすべて同一横並びで、1キロワット当たり1万2千円、上限4キロワットと書いた。その状況はいままで続いていた。それを破ったのが今日話題の越前市だ。
越前市の太陽光発電補助制度によれば、旧来の1キロワット当たり1万2千円、上限4キロワットの補助金は継続する。それとは別に、太陽光発電と省エネ設備を同時に設置し市内業者が施工する場合、今までの3倍となる1キロワット当たり3万6千円、上限4キロワットの補助を出す、という補助が新設された。その対象となる省エネ機器は、交付要綱によれば次の機器だ。
- 自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
- 潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)
- 潜熱回収型石油給湯器(エコフィール)
- 家庭用ガスエンジン給湯器(エコウィル)
- 家庭用燃料電池(エネファーム)
- 太陽熱温水器
- ペレットストーブ
- LED照明器具
- ヒートポンプ式温水暖房機
この省エネ機器設置はこの補助金を貰うための必須条件だが、当該省エネ機器に対する補助は無い。かつ、設備の設置は市内業者の施工が条件となる。
ここで福井県の太陽光発電設置補助金を調べた。平成23年度太陽光発電・省エネ設備導入促進事業補助金のとおりだ。県でも、従来の1キロワット当たり3万6千円(上限4キロワット)の他に、省エネ機器との同時設置の場合の割り増し補助金が新設されている。後者は、太陽光発電に対しては1キロワット当たり3万6千円(上限4キロワット)と同等で、かつ省エネ機器には設置費用の1割、かつ太陽光発電への補助金との合計で上限20万円という制限がある。この県レベルの補助金は、現時点では多い方に属するだろう。