新潟県の太陽光発電の補助はローン金利補助

新潟県の太陽光発電の補助

2012年02月23日(木)

今日は新潟県の話題。毎日新聞サイト新潟版の2月23日記事「くらしに見る県予算案:太陽光発電 事業者向けも導入促進 /新潟」から一部を引用する。

(新潟)県は11年度から、家庭用太陽光発電の普及に力を入れている。県認定の取り付け2業者を利用した人に対して、購入・設置にかかるローンの信用補完を県が行うことで金利を0・5%程度下げ、金銭的な支援をする仕組み。1100万円を計上したこの事業は今年8月でいったん終わるが、12年度からは工場など事業者向けについても導入促進を図るという。
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新潟での普及に際し障壁となるのは、雪。パネル上に積もることで、太陽光が取り込めなくなる。だが県産業振興課によると、新潟市の場合、雪があっても緯度が高く、春から夏にかけての日照時間が長いため、1平方メートルあたりの年間の日射エネルギーは東京とほぼ変わらないという。

ただ、持ち家世帯の導入数は、昨年末時点で6275世帯で、全体の約1%にとどまる。1キロワットあたり国などから計11万8000円の補助が出るものの、平均規模4キロワットのもので購入・設置には約200万円かかるといい、コストの高さも課題となっている。(C)毎日新聞

新潟県の太陽光発電設置補助金は、上記記事によれば、県認定業者を利用するとローン金利が0.5%程度下がる、という補助制度だ。

そうではない、通常の補助金制度が無いか、新潟県のホームページで調べてみた。検索してとりあえず見つけたが、わかりにくいホームページだ。結果として、2011年度の補助金の2次募集は昨年、6月24日で終了、ということで、とうの昔に終了していた。それもそのはず、補助金額は、「1キロワット当たり7万円または補助対象経費の1/3のいずれか小さい額」という、県レベルとしては非常に高い補助金額なので、大人気となったのは間違いない。しかしその補助金も終了しているため、現在は引用記事の金利補助のみのようだ。

その金利支援については、県のホームページの「家庭用太陽光発電の普及促進に向けた取組について」に詳しく書かれている。それによれば、"県認定の2業者"とは、(株)コメリと(株)テクノナガイだ。前者の太陽光パネルはソーラーフロンティア製、後者はシャープ製だ。この2業者から購入すると、通常より1割程度安く設置できる他、ローンを利用するときは0.5%程度低い金利が適用される、とそのページには書いてある。(全然関係無い話だが、この前者のコメリには私の作ったシステムが多数納入されている。)

このように「県の指定業者」と聞くと、癒着は無いか、疑いの目で見てしまう。

さて引用記事後半によると、新潟県は雪が多いが太陽光発電には向いていることが書かれている。新潟は確かに雪が多く太陽光パネルに雪が積もると発電はできなくなるが、夏の日照量が多いため、年間の日射エネルギーは東京とそれほど変わりない、とのことだ。それなら太陽光発電には向いた土地と言えるだろう。

なお引用記事には少々変な部分がある。「新潟市の場合、雪があっても緯度が高く、春から夏にかけての日照時間が長いため」が変。「雪があっても緯度が"低く"」ではないだろうか。緯度が高かったら日照エネルギーは小さいはずだからだ。高緯度は、北海道より北ではないだろうか。


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