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住民の寄付で小学校に太陽光発電

2009年12月21日(月)

東京都あきる野市の話題だ。東京新聞サイト東京版12月19日記事「あきる野前田小 太陽光パネルあす稼働 地域住民180人が賛同金」から。

環境教育に役立てようと、あきる野市で小学校の屋上に太陽光発電パネルを設置しようという動きが起きた。でも設置費用が足りない。市民有志とPTAが協力を呼び掛けたところ、「それはいい取り組みじゃないか」などと地元市民を中心に約百八十人から続々と賛同金が寄せられ、一カ月足らずで約百十万円が集まった。無事完成した発電システムが二十日から稼働を始める。
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パネルは横十二メートル、縦四メートルで、年間の発電見込みは約四千キロワット。俵代表によると、二酸化炭素(CO2)削減量は年間約一・七トンで、前田小の敷地約一・四ヘクタールのおよそ70%に植樹をしたのと同じ効果が得られるという。
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「市に頼るだけではなく、自分たちでも何か行動を起こそう」と昨年十月にプロジェクト実行委を発足。以前から環境委の活動に協力的だった前田小に設置への協力を依頼すると、同校側も快く引き受けてくれた。

課題は費用だった。業者の見積もりでは約三百十万円。「広域関東圏産業活性化センター(GIAC)」=港区浜松町=が運営する「グリーン電力基金」から、助成金として二百万円を確保できる見通しはあった。残りは賛同金頼りだったものの、「五十万円集まれば上々。足りなければ自腹を切る覚悟だったんです」と俵さん。

しかし、住民の反応は予想外だった。今年六月十七日、地域の約千五百世帯に一口千円の寄付を呼び掛けるチラシを配布。すると、事務局がある同小学校に次々と地域住民が寄付金を持って訪れた。「頑張ってください」と声をかけてくれる人や、同小OBの中学生が家族と持ってきたことも。七月十一日の締め切りまでに約百十万円が集まった。
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同小の竹川博校長は「今後は太陽光パネルを環境教育のシンボルとしたい」と話す。同小では来年一月八日、寄付をしてくれた住民らも招いて正式な開通式を行う。(C)東京新聞

小学校に設置する太陽光発電システムの資金の約1/3を住民の寄付で賄った、という話題だ。このあきる野市前田小の太陽光発電システムの費用は約310万円。そのうち200万円はグリーン電力基金の助成金が確保できたがあと110万円足りない。そこで地域の1500世帯に一口千円の寄付を呼びかけたところ、たったの1ヶ月で約110万円が集まってしまった、とのこと。同太陽光発電システムは20日から稼動している。

ところで、引用記事には「年間の発電見込みは約四千キロワット」と書いてあるが、これは「年間の発電見込みは約四千キロワット」の誤りだ。年間4000キロワット時のとき、このシステムの出力は約4キロワットと予想できる。う~~む、出力4キロワットのシステムで310万円、ちょっと高い。竿竹屋ではないが"1年前のお値段"だ。業者は相手が学校なので補助金で設置すると思って多目の見積を出したのではないか。そう、1年前は1キロワット当たりの設置単価は60~80万円が目安だったが、いまは50~70万円が目安になってしまった。今後はどこまで値段が下がるのだろうか。


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