富山県庁に設置されたEV用の急速充電ステーションは太陽光発電を利用

太陽光発電を利用した急速充電ステーション

2010年03月31日(水)

読売新聞サイトの富山版3月31日記事「充電ステーション県庁で一般に開放」から一部を引用する。

太陽光発電システムを備えた電気自動車用急速充電ステーションが30日、県庁敷地内で一般向けにオープンした。

130キロ・メートルの走行が可能な8割充電にかかる時間は30分で、家庭用電源の7~14時間から大幅に短縮。太陽光発電システムは充電設備を覆う形で設けられ、発電能力は600ワット。発電量を随時表示し、利用者に自然エネルギーを実感してもらう。充電設備自体は2月に完成したが、公用車の利用に限定していた。

高岡市役所でも30日、同ステーションの利用が始まった。市役所玄関前に造ったカーポート上と福岡庁舎屋上に太陽光発電システムを設置。発電能力は8・3キロ・ワットと10キロ・ワット。同ステーションは4月、富山市所有施設でも稼働する。2011年度までに県内11か所の設置が予定されている。(C)読売新聞

富山県庁敷地内に設置された電気自動車用急速充電ステーションが30日、一般向けにオープンした、という話題だ。このEV急速充電ステーションの能力は、8割充電に要する時間が30分。通常の家庭用電源からの充電に要する7~14時間に比べると大幅に速い。「急速充電」なので当然ではあるが。

この充電ステーションには太陽光発電システムが設置されている。ただ出力は0.6キロワットと、だいぶ低い。この出力では、発電量を表示してエコをPRする意味合いの方が大きいだろう。この充電ステーションについては富山県の電気自動車急速充電ステーションページにも情報があった。それによると、この太陽光発電システムはこの引用記事には書かれていない大きな特徴がある。「光が透過する(透過率5%)シースルータイプの太陽光発電システム」とのことだ。光を透過する太陽電池はあまり一般的ではなく、はっきり言って珍しい。たった5%の光の透過であっても、0%透過とは下の明るさにはかなりの違いがあるだろう。このようなタイプの太陽電池は発電効率がそれほど良くないことが予想されるため、出力が0.6キロワットと小さいのかもしれない。ただ太陽電池は光のエネルギーの高々2割程度しか利用できないため、その残りが透過すれば極めて明るい太陽光発電システムとなるだろうが、それはさすがに困難なのだろう。


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