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日高川町が木質パウダーにより排出権取引可に

2010年03月13日(土)

今日は和歌山県日高川町の話題だ。朝日新聞サイト和歌山版の3月11日記事「CO2 排出権取引OKに」から一部を引用する。

■「木質パウダー」の日高川町

間伐材やおがくずから作った「木質パウダー」を宿泊施設のボイラーの燃料に導入している日高川町の取り組みが、二酸化炭素(CO2)の排出削減分を企業に売却できる「国内クレジット制度」の事業として制度を運営する認証委員会から認証を受けた。町によると近畿の自治体では初めてという。

国内クレジット制度は、中小企業や自治体が削減したCO2の排出権を大企業に売却できる制度。京都議定書の目標達成のために国が昨年10月に運営規則を作った。参加するためには有識者からなる認証委員会の承認が必要。

木質パウダーなどのバイオマス燃料は元々森林としてCO2を吸収しているため、燃焼してもCO2を増やさないとみなされている。

町の外郭団体が運営する「きのくに中津荘」と「美山温泉愛徳荘」の計3基のボイラーを今月から、石油系燃料から木質パウダーに切り替えた。これにより年間計147トンのCO2削減効果が見込まれる。国内の排出量取引市場では、補助金割合を差し引いても104トン分に相当するという。今回の場合1トン当たり千円程度で売れるため、年間約10万円の収入になる。

玉置俊久町長は「収入面では大金ではないが、『エコの町』を全国にアピールしていく」と話している。町内では25日に風力発電施設10基が稼働する予定で、さらに今年中には川辺西小学校など3施設で太陽光発電も完成する。 (C)朝日新聞

日高川町は和歌山県中部に位置する人口11,000人程度の町だ。その日高川町は「エコの町」を目指し様々な取り組みを行っている。そのひとつが「木質パウダー」。この木質パウダーは間伐材やおがくずからつくり、ボイラーの燃料として使用する。この木質パウダーは燃焼してもCO2を増やさない、とみなされている。町はその木質パウダーを町の宿泊施設の3基のボイラーに導入した。その結果、年間147トンのCO2削減効果が見込める、とのこと。

そして町は、その削減分を企業に売却できる「国内クレジット制度」の認証を受けた。町が国内クレジット制度の認定を受けたのは近畿圏では日高川町が最初、とのことだ。

この削減分を企業に売っても収入は10万円程度と少ない。しかし町は、エコの町として日高川町を全国にアピールできる。

町はこのほかのエコの取り組みとして、25日に風力発電が10基完成する、とのことだ。また、今年中に小学校など3施設に太陽光発電システムを設置する。

人口1万人ちょっとと小さな町だが、エコへの取り組みをきちんと実行している町として評価できる。なお日高川町のサイトではこのあたりの活動について書かれていないように思う。サイトに検索機能が無いので見つけられなかっただけかもしれないが。ユニークな活動をしているからにはそれをホームページできちんと報告・宣伝すべきだろう。


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