太陽光発電地域情報の最新情報ブログ

山梨の工事事務所の太陽光発電システム

2009年10月22日(木)

今日は山梨県の話題。山梨日日新聞9月15日記事「工事事務所の電力 太陽光発電で賄う 身延・瀬戸の建設会社」から。

身延町瀬戸の建設会社「松井組工友」(松井俊臣社長)は、同町八坂の建設工事現場の事務所に太陽光発電装置を設置した。

設置したのは県発注治山ダム工事現場のプレハブ事務所で、期間は7月から来年3月まで。事務所の屋根に6基の太陽光パネルを取り付けた。1日当たりの最大出力は約3キロワット。バッテリーに蓄電するため、夜間の使用電力も賄うことができる。

同社によると、電気が通っていない山間地の現場では、通常、発電機で使用電力を賄う。太陽光発電装置の導入で発電機の騒音や振動が抑制できるほか、二酸化炭素排出量の削減にもつながるという。

太陽光発電システム設計施工のロード(甲府市下小河原町)によると、建設工事現場の事務所は使用期間が短いため、初期投資がかさむ太陽光発電装置の導入は全国的にも珍しい、という。松井組工友では「太陽光発電では燃料費が必要ないため、5年ほど使用すれば採算が取れる」として、導入を決めた。

同社の長田賢治主任は「山間部が多い峡南地域では電気が使用できない現場も多い。今後も環境に配慮した工夫を試みていきたい」と話している。(C)山梨日日新聞

ダム等の工事現場には電気の通じていないことが多い。その現場の工事事務所の電力は、通常は発電機を使うことになる。その発電機の代わりに太陽光発電システムを設置した、という記事だ。

この太陽光発電システムの最大出力は3キロワット。小規模家庭用とほぼ同じ規模だ。そして日照の無い時間に電気を使うことも当然あるため、蓄電池も併設した。

一般家庭の太陽光発電システムは、来月から始まる固定価格買取制度を使用しても設置費用の元をとるのに10数年かかる。しかし今日の事例は、通常は発電機を使用する代替としての太陽光発電なので、発電機の燃料代を考慮すると5年も使用すれば採算が取れる、とのことだ。もちろん、発電機の燃料を使用しないことで二酸化炭素の排出減にも貢献する。

5年以上存続する工事現場事務所でないと設置できないだろうが、もしそのような工事事務所があれば全国で太陽光発電システムを設置してもらいたい。


QLOOK ANALYTICS